僕のひとり言。或いは内省日記、或いは当事者研究

1日一つ成長する!がテーマです。小さなチャレンジを重ねるとどうなるか?というチャレンジ日記です。よろしくです!

文章化した自己説得の運用方法

はい、どうもです。さて、張り切ってやっていきたいと思います!

 

この記事は文章化した自己説得の運用方法ということで、

 

実はこのブログの根幹に関わるようなテーマなのです。

 

前の記事で。食欲のコントロールについて書いたかなと、思いますけども。

 

あれはですね。自己説得の語りを文章にすると。効果があるのではないか?

 

 

 

 

という発想の元やっています。その運用方法についての記事になります。

 

どう使うのか?という事であります。

 

 

 

 

まず過去の成功体験があるえます。まずそれを語らせて下さい。

 

私は、現場の高齢者介護従事者です。入所施設である特別養護老人ホームに勤務しておりました。

 

「老人ホーム」と聞けば「あー」と納得する人も多いですよね。

 

利用する高齢者は、ずっと施設で暮らす入居者さんがメインで、

 

それ以外は小数の短期利用のショートスティ利用者になります。

 

それでですね、あるときに。

 

利用者Nさんからクレームが入りました。内容は、

 

「寝ているのに、職員さんのドアを開ける音がうるさい」というものでした。

 

利用者さんの安否確認のために、夜中の巡回があります。大体2~3時間おきかな。

 

利用者さんが寝ている時間帯に居室に入るわけです。

 

その際にドアの開閉が乱暴だったのでした。

 

利用者さんに直接言われた訳ではなく、

 

当時の上司に「Nさんからクレームがあったので、気をつけるように」と言われたのでした。

 

そういう事なので、当然居室の出入りに気を付ければいいだけなのですが、

 

ちょっと問題があって。

 

ショートスティは、利用者さんの家族が自宅で面倒を見ることが出来ない状況時に、利用するのです。

 

なので、いつ来られるか分からないし、滞在期間も分からないのです。

 

例えば,ひと月後とかに来られると忘れがちになってしまう 笑

 

そうはいっても給料を貰っている勤め人なので、

 

スケジュール帳に「Nさんが来られたら謝罪とドアの開閉を丁寧に」と書き込んで、備えるのです。

 

で、私の夜勤時にAさんのショートスティ利用日にTodoリストに落とし込むのです。

 

ここでも問題があって、「夜、Aさんの居室のドアの開閉を丁寧に」というタスクは、

 

これから習慣にするものです。

 

対策としては巡回時にでも確認すればいいだけの話ではあるのですが、

 

これが結構難しい。

 

我々の仕事は事務仕事ではなく、

 

利用者からのナースコールが乱れ飛ぶ現場の立ち仕事なのです。

 

その合間をぬって通常業務をこなすことになるので、

 

確認する時間がないのです。

 

上記の問題は

①利用さんが望むサービスがあるが、いつショートスティを利用するか分からないので、その事を忘れがちになる

②ショートスティを利用された来利用者さん求めるサービスを、忙しさもありその時間に提供することを忘れがちになる

 

となりますかね。難易度が高いのが②ですね。

 

①についてはスケジュール帳に記入すればいいだけですもんね。

 

いつ利用されるか分からないのなら、毎日スケジュール帳に記しておけばいい、という事ですもんね。

 

②の問題をどうするか?という事になります。

 

利用者さんが求めるサービスを提供する事は覚えているし、もちろんその意思もある、

 

提供する時間に忘れがちになる、ということになる。

 

 

 

さてさて解決策ですが

 

その時は、冨田和成さんの「図解 鬼速PDCA」という本で紹介されている「ルーチンチェックシート」を使用しました。

 

https://www.amazon.co.jp/%E5%9B%B3%E8%A7%A3-%E9%AC%BC%E9%80%9FPDCA-%E5%86%A8%E7%94%B0-%E5%92%8C%E6%88%90/dp/429540201X/ref=pd_lpo_sccl_1/357-5536196-0064759?pd_rd_w=WDrR0&content-id=amzn1.sym.d769922e-188a-40cc-a180-3315f856e8d6&pf_rd_p=d769922e-188a-40cc-a180-3315f856e8d6&pf_rd_r=7WXJPCNCAY8D4G2G7K9N&pd_rd_wg=GJnOq&pd_rd_r=62fce4e3-d795-44d7-8640-814fd879fff1&pd_rd_i=429540201X&psc=1

 

赤字引用

「笑顔で話す」と言った指標化しづらいDOや、ToDoリストで扱いづらいD○、もしくは非緊急領域のD○は、どうしても三日坊主になりがちです。それを習慣化するために最強な道具が図の「鬼速PDCAチエックシート」。オリジナルは原田隆史氏が『カリスマ体育教師による常勝教育』(日経BP社)という本で紹介していた「ルーチン

チエックシート」です。当社では全社員に義務付けています。やることは簡単で、習慣化したいことを書きこみ、毎日寝る前に点数を書き込むだけ。その平均点を毎週計算しておけばどんなDOでもKDI化でき、成果を可視化できるのです

 

<ルーチンチェック 冨田和成さんの「図解 鬼速PDCA」から>

習慣化のツールということで、おもしろいと思いましたね。

 

実をいうと厳密には私の求めているものではなかったのですね。

 

私は日々タスク管理のツールを使用しており、

 

タイムマネジメントも自分なりのものを構築していました。

 

利用者Aさんのからのクレームは「寝ているときの職員の定時の夜勤巡回の際、ドアの開閉の音がうるさい」という事ですからね。

 

タイムタイムマネジメントツールに、時間を指定して「Aさんの居室の巡回時ドアの開閉に特に気をつける」と記しているのに、

 

それを忘れてしまう、という事ですからね。私の問題は。

 

紹介しているツールはタスク管理、タイムマネジメントに馴染まないものを想定していのです。

 

でも、「試しに、やってみるか」という事でトライしてみました。

 

 

 

使用法としては

①習慣化したいことを左の「PDCA対象/目的」欄に書きこむ

②毎日寝る前に点数を書き込む。

③その平均点を毎週計算しておけばどんなDOでもKDI化でき、成果を可視化できる

 

といったものです。

 

実際にトライした結果、効果が非常にあったのでした。

 

私の目的の「Aさんの居室の巡回時ドアの開閉に特に気をつける」には、

 

上記①と②だけで十分でした。

 

今回のケースでは2回実施するだけで、タスクを忘れる事はなくなりました。

 

習慣になったということなのです。

 

このことは私にとっては強烈な成功体験になりました。

 

私は注意欠陥多動性障害があり、「うっかり忘れてしまう」とういことが非常に多いタイプです。

 

その欠点を補完するツールを手に入れた事になるのです。感動しました。

 

さて、次はこの現象をどう解釈するか?という事になります。

 

とりあえずの仮説になりますが、「記憶の定着率が良くなる」という事になります。

 

いわゆるタスク管理でも「Aさんの居室の巡回時ドアの開閉に特に気をつける」というタスクを処理することはできるのですが、

 

それとは別に習慣化のツールであるルーチンチェック表を使用することで、より効果が見込めるだろうという事です。

 

 

 

 

それでは、この記事のテーマである、文章化した自己説得の運用方法になります。

 

要するにルーチンチェック表を使用するという事です。

 

「Aさんの居室の巡回時ドアの開閉に特に気をつける」といった単純なタスクであれば、

 

そのままルーチンチェック表を使用するだけでも効果がありますが

 

例えば、面倒くさくて本来はやりたくないとか、緊急性があまりないといった難しいタスクには工夫が必要なのです。

 

まず自己説得をすることが重要と考えます。

 

とことん納得しないと私は行動しません、というか出来ません。

 

やる事のメリット

やらない事のデメリット

方法論

今までの試行錯誤の積み重ね

やる事の意義

等ね。

 

なんでもいいので自分が納得しないといけない。そしてそれを文章化する。

 

文章による視覚化というものがないと、継続的な自己説得はムリですね。

 

その場の自分への問いかけで自分を説得し得たとしても、再現性には欠けますもん。

 

文章にすることが大事。

 

 

 

 

うーん、世の中には意思力の強い方がいて、そういう方は

 

「目標があるならそれに向かって努力すれば?」と言うのではないかと。

 

でも私は、意思力とかそういうのは 生まれつきのモノで、才能に属するものと理解しています。

 

持たざる者としては

 

私は自分自身の意思力を信じていますよ。それを発揮するには工夫が必要なのです。

 

補完する仕組み、と言い換えていいでしょう。

 

今のところ意思力を補完するには

 

①目標を常に記憶に定着させる事

②目標が難しいものなら、それを遂行するために必要な自己説得になるものも記憶に定着させる事

 

と考えており、それが私にとってルーチンチェック表なのです。

 

 

 

 

さて、続いてルーチンチェック表を使用して食欲のコントロールの行う方法になります。

 

<ルーチンチェック 冨田和成さんの「図解 鬼速PDCA」から>



私は食欲のコントロールをしたいのです。

 

言い換えると、食習慣を変える、という事なります。

 

なので、私の対応は

 

①前の記事「食欲のコントロール②」で設定した食事摂取の内容を守る事

②どうしても食欲をと抑えられないときの対応をすること

 

になるのかと。今のところ、これが現実的でしょうかね。

 

上記の①と②をルーチンチェック表の「PDCA/目的」欄に記入し、日々出来ているか確認をする事になります。

 

続いて「文章化した自己説得」をどう組み込んでいくか?という事になります。

 

私はタスク管理のツールを持っているので

 

①定時(毎朝かな)に「文章化した自己説得をよむ」

②食欲が高まった時に「文章化した自己説得をよむ」

 

ということなります。タスク管理ツールと習慣化ツールであるルーチンチェック表を使って、

 

食欲のコントロールをする、という事になりますね。

 

意思力を補完するには達成したい目的を記憶に定着させる事、

 

という私の仮説を具体化するとこうなるのです。それにしてもこの記事長いですね 笑

 

 

 

 

さてさて、ここまで書きまして、「文章化した自己説得」にも欠点というか、改善点があるなと思っています。

 

読むにはちょっと長いのかなと。この場合の「文章化した自己説得」は前記事の「食欲のコンロール②」になります。

 

長いと読むのがだれるし、時間ももったいない!という事で、

 

マインドマップを併用します。

 

まぁ、マインドマップだと、記事全体の把握はしやすいので、記憶の定着にも効果があるそうかなと。

 

 

 

 

長年「自己説得」の技法が自分変える技法の一つになる、と思っていました。

 

ようやく、実施できるのでワクワクしています。

 

非常に面白い実験をしている感じですね。

 

自分の目標を達成するのは、時間の使い方がうまくならない。

 

そのための自分自身をコントロールする技術、という位置づけになるかなと。

 

さて、ここまでは用意出来ました。

 

どう頑張ったでしょ、オキさん。本気出していきまましょう!

 

ではでは👋